さらに用途が広がり、それはフライト中も旅行の間もわずらわしく思う事無く、フライトツアーには最適でしょう。飛行性能は、わずかに高くなったアスペクト比（4.7から4.5）、セル幅を最適にする事により改良されました。安全性については一切妥協していません！より少ないピッチ、低アスペクト比、高いラム圧、広いブレークレンジ等、全てのプロト機では、もっとも安全なグライダーのバランスを確認するため、何度もテストされました。

グライダーの挙動を感じる際、シュピルリンGT2のブレーキ操作はより一貫したもので安定し、ブレークレンジは失速点まで70cmもあり、最後の10cmになると重くなりストールを防ぎます。この要素は、オーバーコントロールを防ぎ、低速飛行を可能にするという私たちの考えからすると非常に重要です。

GT2.0は女性テストパイロットであるギャビに長時間テストフライトされ、女性にも理想的なグライダーとなりました（55-70kg）。たとえ下限で乗っていても、しっかりとスピードが出ます。このウェイトレンジのGTはとても扱いやすく、スクールで教える際にも使えるでしょう（LOWEN-B）。

GTは、よりキレがありダイレクトな操作を感じる事ができます。旋回半径は小さく、小さなサーマルの中でも効率的にコアを捕らえれるでしょう。クロスカントリーフライトにおいても問題ありません。GT2は少ないピッチ挙動により安心感をパイロットに与え、また弱いコンディションでもとても効率的です。テイクオフにおいても抜群で、短い助走距離でも問題無く、また強風時にも引っ張られすぎる事無く、これは短いライン長による恩恵です。